自分だけのインストゥルメントを作ろう

SampleTank Editor

直感的に使えるマルチ・ティンバー音源、ワークステーションとして設計されたSampleTankですが、多くのユーザーより「自分のサンプルを読み込んで使いたい」という声が寄せられていました。そんな声に応えて、SampleTank Editorが用意されました。SampleTank Editorでは、サンプルのインポートから、マスター・インストゥルメントの作成から、インストゥルメントを組み合わせたライブラリーの作成(.st4i や .pakフォーマットでの書き出し)まで行うことができます。

サンプルからライブラリーまで

SampleTank Editorではサンプル・ファイルやインストゥルメント、さらにはライブラリー・アイコンを含め自分だけのライブラリーとインストゥルメントをデザインすることができます。個別のサンプルから複雑な設定を施したインストゥルメントまで、直感的で分かり易いタブ・ベースのデザインにより、実用的なSampleTankサウンドの構築と管理が実現しました。

SampleTank Editorは、すべてのSampleTank 4(有償版)登録アカウントのユーザー・エリア/My Products(登録製品)ページにて、無償で提供されます。SampleTank Editorのマニュアル、インストゥルメント/ライブラリー作成時のチェックリストも、ユーザー・エリアにて提供されます。

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素早いサンプルのインポート

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サンプルのタブはファイル名から判断しサンプルのインポートから該当する音域への割り当てを行います。SampleTankで用意されている通常のファイル名の変換機能を用いることもできますが、ご自身で管理されているサンプルの名前の付け方をEditorに適応させ、膨大なサンプルの元のファイル名を書き換えることなく簡単にインポート作業も可能です。その際、オートマッピングの工程においてEditorは自動でOscillators、ZonesやElementの設定も自動で行います。

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Oscillator とZoneのエディティング

ZoneタブはZonesセクションのエディットに用いられ、一度に6オシレーターまで音符の上限や下限を含む音域設定が管理できます。SampleTankのオシレーターにはラウンド・ロビン、つまり同じ音符の音を続けて鳴らす際に微妙に音程や強弱のバリエーションを付けさせて再生される機能がサポートされます。SampleTank Instrument EditorのOscillators やZonesセクションではより踏み込んだ設定が可能なパラメーターが多数用意れており、パワフルなサウンドのデザインが可能です。

Elementのエディット

ElementセクションはZonesのグループを含めた「マルチ・サンプル」で構成されます。Elementタブではピッチ、ボリユーム、パンの調整、更には再生タイプ(リサンプリング対リシンセシス等)、トリガー・モード(ノート・オン、ノート・オフやラッチ)の設定を行います。ここでの設定は同じ全てのElement 内のZonesとOscillatorsに同様に適応されます。

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Instrumentレベルのエディット

InstrumentタブはSampleTankインストゥルメント内の全てのElementの管理に使用されます。ここに詳細、著作権、キーワードや使用されているエフェクトの種類の情報を記入します。エフェクトは5スロットを装備、SampleTank 4で用意されている70種類のエフェクトを掛けて簡単にサウンドに立体感、音色や動きを付け加えるといった加工が行えます。

さらに、SampleTank 4では8つのマクロ・ノブをプログラムすることによって複数のモジューレーションをコントロールさせたり、また特定のパラメーターと直接リンクさせることが可能です。またInstrumentタブはカスタム・アイコンの名前を指定することによってLibrary Resourcesフォルダーに入っている実際の.pngファイルと関連付けてインストゥルメントを管理することができます。

自分だけのライブラリーを作成しよう

自分のライブラリーに名前を付け、ライブラリー・アイコンを付け加えてみましょう。用意ができたらライブラリー単体、もしくはLibraryファイル全体をエクスポートすることができ、ファイルはドライブ内のSampleTank 4関連のディレクトリー場所に書き出されます。

SampleTank 4は次回の起動時に自動的にドライブのディレクトリー場所を再スキャンし、あなたがご自分で作成した新しいインストゥルメントやライブラリーファイルはSampleTank 4のブラウザー・セクションにファクトリー・プリセットに並んで表示されます。

いよいよ、あなたの新しいインストゥルメントを立ち上げて、マルチを作成、SampleTankのGroove Playersも試してみたり、SampleTankのエンジンをフル活用してあなた独自のサウンドを更に充実させてください。

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