2023年4月13日: IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、ギター、ベースのレコーディングに必要な仕様を考え抜いて作られた、1 IN/3 OUT、24-bit/192kHz 対応の USB-C オーディオ・インターフェース AXE I/O ONE を発表しました。イタリアでは発表と同時に出荷が開始され、日本では2023年5月17日に発売しました。市場にあふれるオーディオ・インターフェースは、ギターについて真剣に考えているだろうか? AXE I/O ONE は、そんな問題意識から開発されたプレミアム・オーディオ・インターフェース AXE I/O ならではの仕様を、コンパクトな筐体、お求めやすい価格で提供します。
価格と発売時期
AXE I/O ONE は、日本の正規販売代理店、各インターネット・ショッピングサイトにて販売中です。
AXE I/O ONE:オープンプライス(税別市場想定価格21,450円前後)
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国内発売:2023年5月17日
ギター、ベース対応の、ユニークな仕様を満載
一般的なHi-Zスイッチを超え、入力インピーダンスを連続的に調整可能とすることで、ギター、ベースから最高のトーンを引き出す Z-Tone™ 技術。絶妙な倍音により柔らかく、真空管のような暖かいサウンドを生み出すディスクリート JFET と、透明で、正確なサウンドを伝える PURE の2モード。アクティブ/パッシブそれぞれにて最適な回路構成を選択するピックアップ・セレクタ。手軽にリアンプが行える AMP OUT。フット・スイッチやボリューム・ペダルなどを接続し、演奏を止めることなくハンズフリーで付属ソフトを操作できる外部コントローラー入力。そして、AmpliTube 5 SE、TONEX SE などの特典ソフトウェア。AXE I/O ONE があれば、ギターの録音、リアンプからミックスまで、最高のトーンで、最高の作品を仕上げることができます。
入力インピーダンスまで調整可能なZ-TONE™
AXE I/O ONE の Z-TONE ツマミを回すと、接続されたギター、ベース、ピックアップ、欲しいサウンド・キャラクターに合わせて、入力インピーダンスを2.2kオーム(BOLD)から1Mオーム(SHARP)の間で、連続的に調整することができます。太いサウンド、シャープで切れ味の良い音など楽曲により求められるギター・トーンを探り当てることができるので、録音後にEQで試行錯誤する時間を大幅に節約することができるでしょう。
倍音の味わい豊かな JFET と、PURE 回路を用意
AXE I/O ONE の楽器用プリアンプには、わずかな倍音付加により、真空管のように柔らかく、暖かいサウンドを生み出すディスクリート JFET と、完全に透明で、正確なサウンドをを伝える PURE の、2モードが用意されています。
ピックアップの種別に応じて、最適なモードを選択可能
一口にギターいっても、パッシブ・ピックアップとアクティブ・ピックアップでは、プリアンプに求められる仕様は異なります。AXE I/O ONE には、パッシブ・ピックアップからの入力を最高のトーンで増幅する PASSIVE と、アクティブ・ピックアップ接続時に不要な回路をバイパスしてより透明な入力を可能にする ACTIVE と、2つのモードが用意されているので、お使いのギターにより最適な回路をお選びいただけます。
AXE I/O ONE 一台で、リアンプにも対応
アンプとストンプのサウンドを決めてギターをレコーディングした後、ミックス段階でアンプ、ストンプのサウンドを再調整したくなることはよくあることです。そこで、クリーンなギター音もレコーディングしておき、そのトラックをミックス時にアンプ、ストンプで再度処理するリアンプ処理を行う人が増えていますが、その場合、専用のリアンプ・ボックスやハム・ノイズを防ぐためのグラウンド・ループ・インタラプタなどが必要でした。
AXE I/O ONE を使用したリアンプは簡単です。フロント・パネルの INPUT から Z-TONE™ サーキットを通して入力されたクリーン・トーンのギターをそのままレコーディングしてください。そして、AMP OUT からアンプに接続し、アンプ前に設置したマイクロフォンをINPUTに接続すればリアンプされた音色をレコーディング可能です。AMP OUT をストンプ・ボックスに接続し、そのアウトプットを INPUT に入力すれば、ミックス時にハードウェア・エフェクターで実験を重ねることもできます。
AmpliTube 5 SE、TONEX SEライセンス付き
AXE I/O ONE には、AmpliTube 5 SE と TONEX SE のライセンスが付属されているので、数千種類のギター/ベース・アンプ、エフェクターのサウンドで演奏、レコーディング、ミックスを、すぐに楽しめます。
AmpliTube 5 SE には、ストンプ、ラック・エフェクト、アンプ、キャビネット、スピーカー、マイク、ルームなど、80種類のギア・モデルが収録されています。複雑なシリーズ/パラレル・リグ・チェーンもドラッグ&ドロップで簡単に構築可能で、あらゆるタイプのサウンドをエミュレートすることができます。
TONEX SE には、AI Machine Modeling™ 技術でキャプチャーされたアンプ、ペダルの Tone Model が200種類収録されています。ToneNET にて Tone Model をダウンロードする権利も付与されているので、日々増え続けている(現時点で10,000種類以上)のユーザー Tone Mode も利用可能です。アンプ、キャビネットや、ディストーション、オーバードライブ、EQ、ファズなどダイナミクス系エフェクターを TONEX ソフトウェアでキャプチャーすれば、愛用機材のトーンを TONEX、AmpliTube 5 プラグイン上で利用することもできます。
プラグ & プレイで、すぐに使用可能
AXE I/O ONE は USB-C バスパワーで駆動し、外部電源を必要としません。ユーザー登録時に提供される Mac/PC 対応の AXE I/O ONE Control Panal、ASIOドライバ、Ableton Live Lite、AmpliTube 5 SE、TONEX SE を使えば、レコーディングもすぐに行えます。シンプルなセットアップと充実の特典ソフトウェアにより、イメージが湧いたらすぐに制作可能な環境が構築できます。
AXE I/O ONE はUSB-C 端子を装備した最新のiPadにも対応し、無料のAmpliTube CS、GarageBand、TONEX などのアプリで演奏、レコーディングをお楽しみいただけます。TONEX アプリにて AXE I/O ONE のシリアル・ナンバーを登録すれば、アプリ内課金のTONEX SE(通常¥23,800)もアンロックされるので、Mac/PC 版と同じ Tone Model を iPad でもプレイ可能です。
AXE I/O ONE にはMIDI IN/OUTも装備されているので、Mac/PC、iPad対応のMIDIインターフェースとしてもお使いいただけます。
価格とサイズを超えた、高品位な音質
AXE I/O ONE はコンパクトな筐体ながら、音質にも妥協はありません。最大 24bit / 192 kHzの高解像度、108 dBのダイナミック・レンジ、9Hz - 45 kHzの周波数特性と、プロフェッショナルな仕様を実現しています。
AXE I/O ONEのXLR入力には、高品位なファンタム電源付きの PURE クラス A マイク・プリアンプを搭載しており、ボーカル、アコースティック・ギター、ピアノなどの楽器本来のサウンド・キャラクターを保持したまま、不要な色付けのない超透明でクリーンな録音を実現しています。
超コンパクトでバックパックやギグバッグに入れて持ち運びができる AXE I/O ONE は、外出先でのレコーディングに最適なインターフェースとなります。
備考:
- IK オンラインストアにてご注文のハードウェア製品は、イタリアからの発送となってます。ご注文時に加算される送料の他、配達時に運送会社より輸入消費税、関税、通関代行手数料が請求されます。また、製品に不具合が生じた場合、保証期間内であっても日本-イタリア間の送料はお客様にご負担いただく形となりますので、あらかじめご了承下さい。日本国内にお住まいのお客様は、日本の正規販売代理店にてご注文いただくことを強くお勧めいたします。
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