IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、ピアノ音源 Pianoverse 最新のピアノ・モデルとなる、Grand Piano Y7 (Yamaha C7を参照)をリリースしました。Grand Piano Y7 は、単体もしくは Pianoverse MAX の一部としてご購入いただけます。Pianoverse MAX を所有しているユーザー、Pianoverse All-access Planのサブスクリプション購読者には、IK Product Managerにて無料で追加されます。
Grand Piano Y7 のリリースにより、Pianoverse は9種類のピアノ・モデルがお選びいただけるようになりました。
また、同時に Pianoverse (プレイヤー)の最新無料アップデートもリリース。新規に3種のスペース(Northern Lights、Mirrors、White Loft Spaces)が追加され、サウンド・デザインの幅はさらに広がります。
価格と購入方法
Grand Piano Y7 は、ユーロでは IKオンライン・ストア、日本円では beatcloud.jp からご購入いただけます。
2025年3月31日まで、Grand Piano Y7 を含む Pianoverse MAX が €99.99 のプロモーション を開催中です。
Grand Piano Y7
リリース記念特価 €69.99 | ¥11,540(税込)
通常価格 €99.99 | ¥16,490(税込)
全9種のピアノ・モデルを収録する MAX バンドル Pianoverse MAX をお求めいただいた場合でも Grand Piano Y7 をご利用いただくことができます。
Pianoverse MAX €299.99 | ¥49,490(税込)> 特価 €99.99 | ¥16,490(税込)
Pianoverse MAX Upgrade* €199.99 | ¥32,990(税込)> 特価 €99.99 | ¥16,490(税込)
*Upgrade版は、いずれかのピアノ・モデルを購入・登録されている方、あるいは購入時点で年間サブスクリプション・プランにご加入されている方が対象となります。
Pianoverse のサブスクリプション・プランは、1ヶ月後に終了となります。その後、Pianoverse All-access Yearly Plan 登録ユーザーには自動的に Pianoverse MAX ライセンスが提供されます。Monthly Plan をご利用の方は、特価プロモーション期間中に Pianoverse MAX を購入なさることをおすすめいたします。
Grand Piano Y7について
Grand Piano Y7 は、80年代後半に日本の浜松にて製造された、ヤマハを象徴するグランドピアノ Yamaha C7 を IK 自社開発のサンプリング・ロボットで精密にサンプリングしたピアノ・モデルです。Yamaha C7は汎用性が高く、そのパワフルな表現力と音色の明瞭さはコンサートホールを支配し、繊細で反応の良いタッチはレコーディング・スタジオにも最適です。
ピアノの収録は、イタリアはボローニャ、15世紀の修道院の壁に囲まれた歴史のある Fonoprint スタジオにて行われました。このスタジオは、90年代からポップ、プログレッシブ、シネマティック、そしてクラシック音楽を生み出す象徴的な場所で、ボチェッリやモリコーネもこの場所で作業を行いました。収録に使用したピアノは、スタジオの常設楽器です。サンプリング時は、クローズ・マイキングに DPA、Blumlein 方式で2本の COLES リボン・マイクを使用しています。
Grand Piano Y7 は、リアルな演奏体験だけではなく、Pianoverse ならではの空間ジェネレーターやクリエイティブ・エフェクトにより、サウンドのバリエーションは無限です。毎回、新たな発見のあるサウンド・デザインの旅を楽しむことができるでしょう。
3種の新規スペースを追加
Pianoverse は、単にリアルなピアノを再現するバーチャル・インストゥルメントではありません。Pianoverse には、新開発のジェネレーティブ残響エンジンによる空間ジェネレーターが搭載されており、緻密に再現されたリアルなピアノを仮想空間に設置できます。今回のアップデートでは、新たなスペースが3種(Northern Lights、Mirrors、White Loft Spaces)追加され、合計33種のスペースが使用できるようになりました。コンサート・ホールやスタジオはもちろん、倉庫や金庫室のような空間、さらには氷山、砂漠、火星まで、これまで聴いたことのないシネマティックなサウンドとテクスチャーを生み出すことができます。
楽曲、求める音色にあわせて、調整可能
Pianoverse には、楽曲、求める音色にあわせて最適な鳴り方を追求するために、細やかなパフォーマンス・コントロールを搭載しています。リリース、ハンマー・ノイズ、ペダル・ノイズ、弦の共鳴、蓋の開閉、音色の明暗など、これまでフィジカル・モデリング音源のみで可能と思われてきた設定も調整可能です。ヴェロシティ・オフセット、カーブの調整も行えます。
ハーフ・ペダル、キャッチ・ペダリング、ウナ・コルダ等、高度なペダル操作にも対応しています。Pianoverse は、クラシック、ジャズ、ポップス、ラテンなどジャンルを問わず、最適なピアノ・サウンドと演奏フィールを提供します。
表現力を活かす、最新のエンジン
IK Multimedia のサウンド・デザイン・チームは、20年以上にわたるバーチャル・インストゥルメントの開発で培った繊細なテクニックを駆使し、数千ものサンプルに命を吹き込みました。Pianoverse 用に開発された新しいインストゥルメント・エンジンでは、ラウンドロビン、ボイス・マネージメントなど、完全に再設計されたテクニックを駆使し、生楽器さながらに反応する演奏体験を実現しています。
スタジオ・クラスのサウンド・シェイピング
Pianoverse にはピアノ1台につき2セットのステレオ・マイクが用意されており、モダンな演奏者に近い位置でのサウンド、よりクラシックなサウンドというように、イメージするサウンドに作り込むことができます。
サウンド・シェイピングやミキシングに必須のスタジオ定番ツールも一通り揃っています。インストゥルメントとルームのペア・マイクでは、それぞれ複数のモードを備えたEQとコンプが利用可能です。最終のマスター・チャンネルには、EQ、VCAスタイルのリミッター、ステレオ・イメージを調整する WIDTH、プレイヤー視点と観客視点の切り替えるFLIPスイッチが用意されています。
強力なクリエイティブ・エフェクト
Pianoverse には、空間ジェネレーターに加え、12種類のクリエイティブ・エフェクトが搭載されています。これらのエフェクトは、空間系から定番スタジオ・エフェクトまで、同時に3種類が利用可能です。エフェクト・スロットは、センド・エフェクトx 1、インサート・エフェクトx 2の構成で、4系統のモジュレーション・ソース(エンベロープx 2、LFO x 2)を使って、これら3つのスロットのエフェクトのパラメーターを変調できます。エフェクトとモジュレーションを組み合わせることで、他のピアノ音源にはない、より積極的なサウンド・デザインを可能にしています。
9種類のピアノを、1つのインターフェースで
Grand Piano Y7 のリリースにて、Pianoverse では9種類のピアノが使用できるようになりました。ヤマハ C7、ベーゼンドルファー214 VC、コッホ&コーセルト・アップライト・グランド、スタインウェイ&サンズ・ハンブルク D-274、ファツィオリ F278 コンサート・グランド、ヤマハ CFIII コンサート・グランド、ヤマハ U5 プロフェッショナル・アップライト、ベーゼンドルファー280 VC、スタインウェイ&サンズ・ニューヨーク D-274から収録された9種のピアノを、1つの Pianoverse 画面で切り替えて演奏可能です。
備考:
- IK Online Storeにてご注文の場合は、Account (登録情報)ページにてお名前、ご住所などが半角英数字にて正しく登録されているか、ご確認ください。ダウンロード版の場合でも、イタリアの法律によりInvoiceにてお客様のお名前、ご住所を記録する必要がございますので、よろしくお願いします。
- IK Online Store、beatcloud.jp以外の日本国外店にてご購入になった製品は、日本語サポート対象外となります。「シリアルが届かない」、「オーサライズできない」等問題があった場合、直接販売者にお問合せいただく必要がございますので、ご注意ください。
- Beatcloudの日本円価格は、ユーロ換算レートの変更等により、予告なく変更となる場合があります。
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