世界中で家で過ごす時間が増えているいま、ライブ配信、オンライン会議を行う人が増えています。映像をともなった配信を行うには、高性能なカメラが搭載されたiPhone、iPadが便利ですが、せっかくなら高品位なサウンドで配信したいですよね。そんなときに便利なのが、iPhone、iPad対応のiRig製品ですが、音楽制作、演奏用アプリとは異なり、接続オーディオ機器を選択、確認する画面のないものも多く、戸惑っている方も多いでしょう。そんなときは、下記の手順にて、無償で提供サれているiRig Recorder 3 LEのバックグランド・オーディオ機能をご活用下さい。
ライブ配信を行う手順
- Apple App StoreからiRig Recorder 3 LE(無料)をダウンロードして起動します。
- 右上のメニューから「Settings」画面を開き、「Background Audio」を「ON」にします。
- iRig Pro DUO I/Oなどマルチ・チャンネルのインターフェースをお使いの場合は、iRig Recorder 3 LEメインページに戻り、左下の「歯車」をタップして「Channel」欄にて入力チャンネルを選択してください。iRig Pro I/O、iRig Mic HD 2などモノラル入力製品をお使いの場合は、設定不要です。
- Facebook、Instagramなどご利用のアプリを起動して、ライブ配信画面を開きます。
iRig Stream利用時のヒント
- Instagramなど録画済のビデオ投稿時はステレオ対応でも、ライブ配信ではモノラルのみ対応となるアプリ/サービスが多く存在します。iRig Stream本体のMONOスイッチをONにすると良いでしょう。
- 他のアプリ再生音を配信アプリに送りたいとき以外、iRig Stream本体の「LOOPBACK」機能は「OFF」にしてください。
- iRig Stream は入力信号を常にダイレクト・モニタリングする仕様になっているため、iRig Recorder 3 からの信号が重複して聞こえることがあります。その場合、iRig Recorder 3 画面右下のヘッドフォン・アイコンから「X」をタップして、ヘッドフォン・アウトをミュートしてください。
iOS使用オーディオ機器確認/選択方法
- コントロールセンターを開き、「Music」右上の「再生中コントロール ◎」をタップする。
- 表示されるオーディオ機器からiRig Streamなど利用機器を選択する。
Twitter、Instagramなどでライブ配信情報、アーカイブ投稿をするときは、ぜひハッシュタグ「#IKCreator」を追記してください。毎日、選ばれた投稿がIK MultimediaウェブサイトのIK Creatorページに掲載され、世界中のユーザーとつながることができます。
USB/Lightning対応オーディオ・インターフェース
- iRig Stream(別売iRig PSU 3AにてiPhone、iPadを充電可能)
- iRig Pro I/O(別売iRig PSU 3AにてiPhone、iPadを充電可能)
- iRig Pro Duo I/O(別売iRig PowerBridgeにてiPhone、iPadを充電可能)
- iRig Keys I/O(別売iRig PSU 3AにてiPhone、iPadを充電可能)
- iRig Pre HD(別売iRig PowerBridgeにてiPhone、iPadを充電可能)
- iRig HD 2(別売iRig PowerBridgeにてiPhone、iPadを充電可能)
USB/Lightning対応マイク
- iRig Mic HD 2(別売iRig PowerBridgeにてiOS機器を充電可能)
- iRig Mic Studio(別売iRig PowerBridgeにてiOS機器を充電可能)
- iRig Mic Cast HD
- iRig Mic Video
4極ヘッドセット端子対応オーディオ・インターフェース
- iRig Pre
- iRig 2
4極ヘッドセット端子対応マイク
- iRig Mic Lav
- iRig Mic
- iRig Voice
リンク
iRig Recorder 3
iRig Creatoreシリーズ
ご注意:
InstagramやFacebook Liveなどの多くのライブ配信アプリでは、著作権で保護されたコンテンツの再生は禁止されています。著作権で保護されたコンテンツを再生すると、ライブ配信が予告なくで停止することがありますのでご注意下さい。